2019年10月19日

〈言語(運用)能力〉の育成を主眼にした朝の一斉読書!!(vol.1 The host's nightly big incident )

教育活動には種々の態様があります。また,一つひとつの教育活動には,それぞれの教育的意義及び目的/目標とされる効果等があります。しかし,遺憾ながら,それらの意義や教育効果の目標化などは,日々の教育実践の中で忘れられがちです。

そこで,具体的な教育場面を取り上げ,種々の教育活動の根底にある教育的意義や目標化されるべき教育効果などを再確認するため(下位目的),本カテゴリーに当塾の塾長による教育実践に根付いたショートブログを書き下ろすことにいたしました。その上位目的は,次のとおりです。

〈乳幼児・児童・生徒の未来に羽搏く成長〉に資する教育実践の創造

日々の真摯な教育実践の参考としていただければ幸甚です。また,教員採用候補者選考の「場面指導」にもお役立てください。



本ブログは「〈言語(運用)能力〉の育成を主眼にした朝の一斉読書!!」と題するブログの第1章に当たります。今後,第6章+αまでを綴る予定です。主に,「朝の一斉読書―〈読み〉―言語(運用)能力等の育成」について,その連関性に着眼しながら語ります。その間,教員採用候補者選考の受験主体向けの「読むこと」に関する情報提供も簡潔に行います。

章構成は次のとおりです。
なお,第2章以下全て仮題です。

  1. 第1章 ホストの夜な夜な大事件―The host's nightly big incident ―(本ブログ)
  2. 第2章 朝読書ーReading effect
  3. 第3章 The 読書ーCrisis!!
  4. 第4章 読書指導の意義と現状の課題に対する改善策―SUMMARY
  5. 第5章 〈言語(運用)能力〉の育成ーUrgent problem
  6. 第6章 家読―Home reading
  7. 〔付記〕電子書籍の活用
  8. 参考文献・資料等


本ブログにおいては,本ブログ作成の趣旨から国語教育の範疇にある〈読み〉について深入りは致しません。ただし,朝の一斉読書を考える上において,それは非常に大切なポイントであることに相違ありません。「読者反応理論(読者論)/読書行為論」など〈読み〉に関する論争を踏まえるとき,決して看過できる事柄ではないのです。仮に,「朝の一斉読書は〈読みの世界〉とは次元を異にする,そうした趣旨の取り組み(学校での実践)ではない。」とする主張があるとするならば,朝の一斉読書においても読書行為が対象となる限り,その枠組みからは解放されず,そのような主張は自己にパラドックスを内包し,破綻を来していると述べざるを得ません。

作品には〈命〉があります。その〈命〉を探し求める〈旅〉が〈読むという行為〉です。その〈旅〉の過程で読みの主体は〈自己内対話〉や外在する他者との〈対話〉を営みます。つまり,「書くこと」「話すこと」「聞くこと」をも総合することにより,各読みの主体の〈読み〉は《読み》と変貌します(=教育活動では,このような営みを学習主体が行うように教授者が仕掛けるのです)。結果,〈相対化能力〉,創造力,想像力,思考力・判断力・表現力,総じて言語(運用)能力は高まり,感性・情緒は豊かになるものと考えられます。こうした思考は筆者独自のものではありますが,こうした考え方が成立するならば,朝の一斉読書を現状の趣旨からではなく,〈新しい時代〉を生きるための資質・能力を育成するため,新たな角度から再検討する必要があると思うのです。



早速,第1章の幕開けです。


第1章 ホストの夜な夜な大事件―The host's nightly big incident




平成5年9月21日,当時,28歳だった筆者は,(当時)文部省若手教員海外派遣団カナダチームの一員として,全国から集結した23名の新進気鋭の先生方と共に渡加。サバイバル(survival)を基調とした教員・語学研修とSchool board((カナダでは州単位でSchool Boardが存立しています。各州の教育を司る教育委員会のようなものです。))を初めとする各種教育機関等への表敬訪問(視察)及び配属校での勤務の旅に出立したのであった。




2週間に及ぶ過酷な語学研修の後,筆者が単身で赴任した街はバンクーバー(Vancouver)から車で45分の長閑なLangley(British Columbia州)であり,配属校は耳にするだけで蕁麻疹が出そうな((詳しくは「塾長のカナダ武勇伝(?)―その2 語学研修Ⅰ-」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2018.2.24)をお読みください。))「Walnut Grove Secondary School」( Langley School District(ラングレー教育学区))((現在の日本の公立中高一貫校に当たる学校で,当時約1,200人程度の中高生が在籍していました。))だった。








【こちらの当塾オリジナルジャンル「教育コメディー」も楽しめますよ!!】







バンフの街を見下ろすロッキーの山々


ホームステイ先のホストファミリーには恵まれた。当時29歳でトム・クルーズ(Tom Cruise)似のAと27歳で故ダイアナ妃に瓜二つのB(teacher)は献身的に筆者のお世話をしてくれた。若く溌溂としたホストの美男美女カップル(夫婦)が精力的に連れ出してくれたある週末のハイキングを一生忘れることはない。目的地は標高2,000mに近い峻嶽だった。「週末のリラックスのため,ハイキングをする」とは聞いていたが,山の麓に着くまで,この山を登ることが「ハイキング」であるとは思ってもみなかった。日本において「ハイキング」とは自然に触れ,楽しみながら歩く・・・・・・・・ことを言う。……Read more



「筆者」に起きた事件とは!? 将又,「故ダイアナ妃に瓜二つのB」に起きた事件とは!? 謎の展開を遂げる第1章の続きはこちらからどうぞお楽しみください。





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posted by tanjito at 11:36| 広島 ☔| Comment(0) | 「鍛地頭-tanjito-」の教育実践編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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